経済性 2020年03月31日
平屋のリノベーションをするなら!固定資産税の仕組みについて解説!
平家のリノベーションを検討していて、固定資産税について気になっている方はいませんか?
リノベーションをしたときに固定資産税が上がる場合と上がらない場合があり、その仕組みを知っておくとリフォームの際の悩みを減らせます。
そこで今回は、リノベーションをするときに気になる固定資産税の仕組みについて解説します。
□固定資産税とはなにか
固定資産税とは、毎年1月1日に土地や建物などの固定資産を所有している人に対して市区町村によって課せられる税金です。
課税の基準は市区町村が評価する固定資産税台帳価額で、3年おきに見直されるようになっています。
固定資産税は固定資産税評価額と標準税率をかけることで求められます。
標準税率は1.4パーセントが一般的ですが、市区町村ごとで変わります。
□リフォームをしたときに固定資産税が上がる条件とは
*固定資産税が上がる条件
リフォームで固定資産税が上がるときと上がらないときがあります。
上がるときはリフォームをしたときに、市区町村に建築確認の申請を行う必要がある場合です。
リフォームをしていても申請が行われていなければ、リフォームはしていないと判断され今までと同じように評価されます。
そのため、リフォームでは上がらないことがほとんどで、リフォームしたことを知られても建物を維持するために必要な補修をしただけと判断されます。
*建築確認の申請が必要なリフォームとは
壁や柱、床などの主要な構造部分の改修など、建物を全面的に改修する場合は、建築確認の申請をする必要があります。
建物の外見に加えて、あらゆる機能が追加され、建物としての価値が上がるため、固定資産税が大幅に増加することもあります。
また、現存の建物に部屋を追加したり、階数を増やすなどの増築をしたりする場合も建築確認の対象です。
申告している床の面積が変わるため、必ず申請をする必要があります。
さらに、建物の用途を変更するリフォームも申請が必要になります。
例えば、ただの住居として使っていた建物をリフォームして、事務所などに用途を変更した場合などに建築確認の申請を行う必要があります。
□まとめ
今回はリノベーションをするときに、気になる固定資産税について解説しました。
リノベーションをするときは建築確認の申請が必要なリフォームかどうかを、しっかりと考慮して固定資産税を意識しながら行いましょう。
リフォームをしたときの固定資産税について気になる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。