暮らしやすさ 2020年09月01日
平屋へのリノベーションをお考えの方へ適切なタイミングを紹介します
平屋のリノベーションをしようと考えている方はいらっしゃいませんか。
中には、今のタイミングでリノベーションして良いのか迷われている方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、平屋でリノベーションするのに適切なタイミングをご紹介します。
□築年数ごとに適切なタイミングをご紹介
住宅に使われる資材や設備には必ず寿命があり、いつかは故障して壊れるため交換や改修が必要です。
では、どのようなタイミングでリノベーションを行えば良いのでしょうか。
築年数ごとに分けてご紹介します。
まず、築5年~10年の住宅では早めのメンテナンスを行いましょう。
築5年の住宅だと比較的新しいから大丈夫だと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとした部分の破損や汚れだとしても、放置しておくと住まいの寿命が短くなる可能性があります。
浴室のドアや室内の壁などは特に汚れやすい箇所であるため、気になる場合は早めにメンテナンスを行ってみてください。
築10年~15年の住宅では、トイレや浴室といった水回りのチェックをしておきましょう。
使用頻度の高い水回りは劣化が早く湿気の多い場所でもあるため、不具合が発生しやすいと言えます。
室内だけでなく、外壁や屋根材といった雨風にさらされている部分も確認しておくと、なお安心でしょう。
築15年~20年になると、最初のリノベーション時期と言えるでしょう。
築15年を過ぎると、見えない部分の老朽化が気になってきます。
住宅の寿命を延ばすためにもリノベーションが必要になってくる時期でしょう。
築20年~30年の住宅では、増改築レベルのリノベーションが必要です。
一般的に住宅の耐用年数は30年程度と言われており、築20年を超えてくると多くの住宅でリノベーションが必要になるでしょう。
□リノベーションのメリットについて
*自由に設計できる
リノベーションの最大の特徴として、自分好みのデザインや雰囲気に合わせて家を作り直すことが挙げられるでしょう。
間仕切りがない広々としたリビングにしたり、システムキッチンを設置したりと、既存の住宅では味わえない自分だけの理想の住まいを実現できます。
また、あえて既存の部分を残して空間に味付けをすることで、古風さを出しつつ空間に新たな魅力を発揮させることもあります。
内装に強いこだわりがある方は、リノベーションがおすすめと言えるでしょう。
*新築を立てるよりもコストが抑えられる
新築を購入する場合の費用と中古を購入してリノベーションする場合の費用を比較すると、中古を購入してリノベーションする費用の方が20パーセント~30パーセント安くなることが多くあります。
日本では新築であることが重要な指標になっているため、ほとんど人が住んでいなかった物件でも中古として安くで取引されることがあります。
比較的新しめの物件を安く購入してその分の費用をリノベーションに費やすのが、自分の理想に近い家を作るのには最も良いかもしれませんね。
□まとめ
今回は、平屋のリノベーションをするのに適切なタイミングをご紹介しました。
家を建ててからの年数でリノベーションの時期を判断するのが最も簡単で確実でしょう。
今の住宅をリノベーションするか迷われている方は、一度ご自宅の築年数を確認してみてはいかがでしょうか。